フランスの食文化 · 19/22

パリ · グルメ

フランスを代表するチェーン店ガイド

パリ · パリ, フランス

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フランス人は基本的に、大手チェーンの料理を好みません。複数のフランス人の友人によれば、大手チェーンは新鮮な食材を使わないからとのこと。個性や独創性を好むフランスの文化にそぐわないことも、理由のひとつのようです。

それでも、駅や空港、有名観光地のように、人が多くて回転の速さが求められる場所では、品質はそれなりでもサービスの早いチェーン店を使わざるを得ません。代表的なのが、パン屋の「Paul(ポール)」と「Brioche Dorée(ブリオッシュ・ドレ)」です。おすすめというより、どんなパン屋なのかを事前にお伝えするための紹介で、地元の人は空港や駅を利用するとき以外は、わざわざ足を運ぶことはありません。

サラダバーのチェーン「Exki」と「Prêt à Manger」は、フランスだけでなくヨーロッパ各地に店舗があります。この2軒は意外にも新鮮な食材で新しい発想のサラダやサンドイッチを提供しており、地元の人もよく利用します。Exkiはサラダバー、Prêt à Mangerはサンドイッチが強みです。どちらもコーヒーはオーガニックで、チェーン店ながら品質は高めです。

パン屋のチェーンでありながら地元の人にもよく利用されているのが「Eric Kayser(エリック・カイザー)」。やや高級なパン屋のため価格は少し高めですが、パンもパティスリー(pâtisserie)も、おいしくて質が高いと評価されています。もっとも有名なパティスリーはフィナンシェ(financier)です。

フランスでも、世界的な流れと同じくベジタリアン志向が人気を集め、広がり続けています。多くのレストランでベジタリアンメニューを見かけますし、ベジタリアンメニューだけを出すお店もあり、「Cojean(コジャン)」はそんなチェーンのひとつです。野菜とフルーツの新鮮な組み合わせ、ジュース、シリアル、コーヒーなどで人気を集め、小さなパリ市内だけでも30店舗以上あるほどです。ベジタリアンを実践している方や、興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

そして、先ほどフランスの伝統料理のレストランの回でご紹介した「ブイヨン(Bouillon)」も、地元では非常に評判のよい、歴史あるチェーン店です。

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