サント・シャペル · 19/22

パリ · 建築

キリストの受難 ― 0番窓

サント・シャペル · パリ, フランス

サント・シャペル
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0番窓は正面中央、祭壇の位置にあります。左右で受難の証人たちをすべて見てきましたので、いよいよ、あらゆる物語が向かう中心を見る番です。「0番」という名前自体が宣言です。すべての窓の中心であり、絶対的な基準点という意味だからです。

この窓には、イエスが捕らえられ、裁かれ、茨の冠をかぶせられ、十字架にかけられ、3日後によみがえるまで、人類の歴史上もっとも多く描かれてきた物語が、一つの窓に収められています。創世記の窓と違って、13世紀のオリジナルが非常に多く残っており、今ご覧になる場面の大部分が800年前のガラスです。位置にも深い意味があります。800年前、この窓の前にはグランド・シャスが置かれ、その中には本物の茨の冠が納められていました。

下から上へ読んでいきます。いちばん下では、四人の天使がそれぞれ、十字架、茨の冠、釘、槍を捧げ持っています。これから起こることの予告編であり、「ここに主の受難の道具がある」という宣言です。実際にこの窓の前にグランド・シャスと本物の茨の冠がありました。1段上には最後の晩餐と、裏切りの瞬間があります。弟子のユダが師に口づけをします。親しげに見えますが、実は敵に「この人だ」と知らせる合図でした。ここでユダの服の色にも注目してください。黄色です。「読み方」のトラックで保留にしていた黄色の秘密が、ここで明らかになります。中世ヨーロッパで黄色は裏切りと偽りの色でした。文字の読めない人でも、黄色を見れば「ああ、あの人が裏切り者だ」とひと目で分かったのです。いわば視覚的な字幕です。

同じ高さのやや上に、この窓の心臓部があります。柱に縛られて鞭打たれるイエス、そして兵士たちが茨の枝で編んだ冠を頭にかぶせる場面です。どちらも13世紀のオリジナルです。当時の建築家が、グランド・シャスの前にある本物の茨の冠と、茨の冠をかぶせられるこの場面を同時に配置した、緻密に計算された演出でした。

窓の中央は裁判の場面です。ローマ総督ピラトが、たらいで手を洗っています。「この人の血について、わたしには責任がない」。責任を洗い流す、あの有名な手洗いの場面です。ユダが裏切りの報酬として受け取った銀貨を投げ返す場面も、この辺りにあります。

4段目からは、もっとも暗い瞬間と、その反転です。十字架を背負って歩く道、埋葬、封印された墓の前で眠り込む番兵が続き、そして復活。よみがえったイエスが、マグダラのマリアの前に最初に現れる場面を探してみてください。

最上段は光の結末です。天に昇る昇天、道で出会った見知らぬ人がパンを裂いた瞬間にその人が誰か気づく、エマオの二人の弟子。ティンパヌムの近くには、使徒たちの上に炎の舌が降りる聖霊降臨があり、いちばん上では永遠の父が手を上げて、これらすべてを祝福しています。

こうして0番窓で、キリストの最後の一週間と復活までを見てきました。次は最後の中心となる窓、その茨の冠がどのようにしてこの場所に至ったかが刻まれた14番窓です。再び入口側へ戻り、右側の壁の最初の大きな窓へお進みください。

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