パリ · グルメ
ビュシ通り、本物のパリのロマンを歩く
サン・ジェルマン・デ・プレ · パリ, フランス
通りに入った瞬間、活気あふれる雰囲気を感じたら、正しい場所に来ています。パリの中でも、「本物のパリに来た」と感じられる場所です。ここはゆっくり歩きながらお話を聞くのがおすすめです。
ガイドが、この通りのレストランで働く若いスタッフに、人々によく訪れるお店はどこかと直接尋ねてみたそうです。まずご紹介するのは、通りの入口付近にある「ル・バー・デュ・マルシェ(Le Bar du Marché)」。地元の人にも観光客にも愛されているお店で、本物のパリジャンの暮らしを味わえる空間です。2軒目は、通りの突き当たり近くにある「メゾン・ソヴァージュ(Maison Sauvage)」。SNSでも大人気だといい、花があふれる美しい外観とおいしいブランチで有名なレストランです。
この通りは、1352年にサン=ジェルマン=デ=プレ修道院へ続く道として初めて記録されました。パリ議会の初代議長だったシモン・ド・ビュシを称えて、ビュシ通りと名づけられたそうです。その後は、パリの商業と社交の中心地として、サン=ジェルマン=デ=プレ地区の発展とともに栄えました。ジャン=ポール・サルトルやシモーヌ・ド・ボーヴォワールをはじめ、何人かのフランスの著名人が、長年にわたってこの通りに住んでいたといわれています。文学者、芸術家、哲学者が集まるなかでカフェやサロンの文化が発達し、ビュシ通りはその中心地のひとつとなりました。今日では、さまざまなレストラン、ワインバー、カフェが軒を連ね、美食家に愛される場所です。パリに長く暮らしてきたガイドも、本物のパリのロマンを感じられる通りを挙げるなら、ここを選ぶほど、雰囲気がすばらしいといいます。
次の場所への行き方です。メゾン・ソヴァージュを過ぎた先の五差路で、進行方向のまま横断歩道を一度渡り、右折します。その道の途中に老舗レストラン「ル・プロコープ」があり、約1分で到着します。


