パリ · グルメ
メゾン・ブレモン1830、パリで出会う南フランス
サン・ジェルマン・デ・プレ · パリ, フランス
メゾン・ブレモン1830(Maison Brémond 1830)は、1830年に南仏プロヴァンスで誕生した高級食料品ブランド。伝統と職人の技を受け継ぐ、フランスを代表するグルメ専門店です。厳選したオリーブオイル、バジルペスト、バルサミコ酢、トリュフ塩、ジャム、ナッツ、クリーム、昔ながらのキャンディなど、南仏ならではの風味あふれる商品がずらりと並びます。無料で試食できるのもうれしいポイント。オリーブオイルやバルサミコ酢に加え、オリーブ、ケッパー、アンチョビ、オリーブオイルをすりつぶして作る、塩気が強く濃厚なオリーブペースト「タプナード(Tapenade)」も味わえます。新鮮なオリーブオイルやうま味たっぷりの味を順に試していると、まるで南フランスを旅しているような気分に。すべての商品は持続可能な方法で生産された素材を使い、プロヴァンスの職人たちと協力して地域経済にも貢献しているブランドです。
ブランド発祥の地プロヴァンスは、降り注ぐ陽光と穏やかな気候、ラベンダー香る畑、地中海性の作物で知られる地域です。暖かく乾燥した夏はハーブやオリーブ、ブドウの栽培に最適。かつてローマ、ギリシャ、アラブ文化の影響を受けたことで、料理やスパイス、農業の技術も発展しました。海、山、高原が共存しているため、食材も多彩です。
プロヴァンスを代表する特産品といえば、まずオリーブオイル。繊細で香り高いこのオイルで、トマト、ナス、ズッキーニ、ピーマンなどをじっくり煮込んだ伝統的な野菜の煮込み料理が、ラタトゥイユ(Ratatouille)です。また、野生のハーブが豊富な土地柄で、タイム、ローズマリー、オレガノなど自生のハーブをブレンドした「エルブ・ド・プロヴァンス(Herbes de Provence)」も売られています。仕上げに加えるだけで地中海の村の料理のような風味になるので、料理好きの方へのお土産にぴったり。この店でなくても、スーパーで4〜5ユーロほどで購入できます。
ラベンダー製品も有名です。ドライフラワー、香水、はちみつ、エッセンシャルオイルなど、さまざまな形で販売されているので、香りを試せる機会があればぜひ。標高の高い場所で育つラベンダーには、抗菌・鎮静作用があるといわれています。ガイドはフランス人の友人からもらった手作りのラベンダーオイルを、寝る前に耳の後ろに塗るとぐっすり眠れるそうです。
次の目的地は、フランスを代表するリキュール、シャルトリューズが味わえるお店です。メゾン・ブレモンを出て左へまっすぐ進むと大通りに出るので、そこでもう一度左折。10秒ほど歩くと、深い緑色の外観のシャルトリューズ専門店が見えてきます。

