パリ · グルメ
サン=ジェルマン市場、パリジャンの食料品マーケット
サン・ジェルマン・デ・プレ · パリ, フランス
「マルシェ・アリマンテール・サン=ジェルマン(Marché Alimentaire Saint-Germain)」は、建物の1階にある市場です。自動ドアを抜けると、市場の内部が広がります。
入ってすぐ目に入る「フロマジュリー・サンダース(Fromagerie Sanders)」は、家族経営のあたたかな雰囲気の人気チーズ専門店。ジュラワインとよく合う熟成コンテ(Comté)チーズや、ピレネー(Pyrénées)地方の羊乳チーズを幅広く揃えています。チーズへの深い情熱と知識をもって接客し、フランス全土のチーズを扱っています。とりわけ、リヨン(Lyon)地方の伝説的な生産者メール・リシャール(Mère Richard)のサン=マルスラン(Saint-Marcellin)やサン=フェリシアン(Saint-Félicien)が置かれていることで知られています。
フロマジュリー・サンダースに向かって左の通路へ進むと、「ポワソヌリー・ヴィオ(Poissonnerie Viot)」があります。パリで新鮮な魚介を探すなら立ち寄りたい高級鮮魚店で、市場の中でもとくに人気のお店です。新鮮な牡蠣、ホタテ、サーモン、鯛、エビなどを購入できるほか、その場で味わうこともでき、フランス人の魚介の楽しみ方がうかがえます。
この市場は地元の食料品専門市場で、中世に重要な市(いち)が開かれていた場所に建てられました。屋外ではなく屋根のある屋内市場で、パリジャンが新鮮な食材を求めて訪れる、美食家に愛される空間です。素敵に装った年配のご夫婦に出会うことも珍しくなく、周囲に高級ブティックが並ぶため上品な雰囲気が漂います。昔ながらの市場の風情と現代的な空気が溶け合う場所です。新鮮な野菜、果物、肉、魚介、チーズ、パン、ワインなどが揃い、パリジャンの食のライフスタイルを体感できます。
ひとしきり見て回ったら、次の目的地である教会へ向かいます。