オルセー美術館 · 27/82

パリ · 絵画

落選展でも非難された問題作、マネ『草上の昼食』

オルセー美術館 · パリ, フランス

オルセー美術館
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1863年のサロン展に出品されたマネの『草上の昼食』は落選の憂き目を見た。その年のサロン展の審査は特に厳しく、この作品のほかにも数多くの作品が同時に落選し、画家たちの集団抗議は皇帝ナポレオン3世の耳にまで届いた。彼らの主張にも一理あると判断したナポレオン3世は、すでに下された決定を覆すことはできないが、落選作だけを集めた別の展覧会を開いてやろうと提案する。大衆に作品を披露できる機会だったため、画家たちに断る理由はなかった。

こうして開かれた落選展で、マネの絵はまたしても激しい非難を浴びた。絵の中で服を脱いでいる女性は、マネの常連モデル、ヴィクトリーヌ・ムーランである。当時、裸婦画は神話上の女神や歴史上の人物にのみ許された題材だったが、マネはごく普通のモデルをそのまま裸体で描いた。さらに女性は裸でいるのに対し、一緒にいる男性たちは全員正装のままだった。これは当時公然と行われていたブルジョワ男性たちの買売春文化を示唆するものと受け取られ、鑑賞に訪れた者の多くが中産階級以上だったこともあり、自分たちの秘めた私生活が暴かれたかのような不快感を覚えた。

ただし、マネが実際にそうした意図で描いたのかは明確ではない。むしろ伝統を重んじるサロン展での入賞を望んでいたマネが、審査員たちが好む古典作品二点を参照してこの絵を構成したという説の方が説得力がある。人物たちのポーズはマルカントニオ・ライモンディの版画から、背景はティツィアーノあるいはジョルジョーネの作とされる『田園の合奏』から取られたものだ。しかし大衆にとってこの絵は、古典の再解釈ではなく、裸の一般女性が登場する猥褻な絵としか受け取られなかった。

こうしてマネは当時激しい批判を浴びたが、彼の大胆な試みはのちの印象派の画家たちに大きな着想を与え、これを通じて絵画はさらに発展を遂げていくことになる。

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