パリ · 絵画
マリー・ローランサン「ギヨーム・アポリネールの肖像」
オランジュリー美術館 · パリ, フランス
一見シンプルに描かれているようですが、鉤鼻や目元など、ギヨーム・アポリネールの特徴をしっかりと捉えた肖像画です。 モデルとなったギヨーム・アポリネールは、20世紀初頭のパリ芸術界を代表する人物でした。詩人であり美術評論家でもあった彼は、当時パリで活動していた数多くの芸術家たちと幅広く交流していました。 アポリネールはピカソの紹介でマリー・ローランサンと出会い、約3年間恋人関係にありました。この作品が描かれた時期も、二人は互いに愛し合う間柄でした。後に二人は別れてしまいますが、当時アポリネールがローランサンを画商ポール・ギヨームに紹介した縁は続いていきます。第一次世界大戦後にパリへ戻ったローランサンは、ポール・ギヨームの支えによって画家として再び活躍することができました。
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