パリ · 絵画
マリー・ローランサン「牝鹿たち」
オランジュリー美術館 · パリ, フランス
マリー・ローランサンの《牝鹿たち》は、もともと同名のバレエの舞台背景画として描かれた作品です。この絵をもとに、実際の舞台背景が制作されました。 画面中央には一人の女性が配置され、その周りを鹿のような犬たちと人魚、白い犬が取り囲んでいます。中心から外側へと広がっていくようなこの構図が、絵全体に躍動感を与えています。 ローランサンはこの作品を制作していた頃、シャネルの創業者ガブリエル・ボヌール・シャネルの肖像画も手がけましたが、そちらは依頼主に断られてしまいました。一方《牝鹿たち》は大成功を収め、この絵が背景となったバレエ『牝鹿』も大変な人気を博しました。
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