パリ · 絵画
アンドレ・ドラン「美しいモデル」
オランジュリー美術館 · パリ, フランス
ドランは1920年代に入り、座った姿勢の女性裸婦像を自らの重要な作品テーマへと発展させていきました。立ち姿や横たわる姿ではなく座った姿勢を選んだのは、人体の構造をより効果的に表現できたからです。 この作品でも、頭の上に上げた腕の角度や、曲げた右脚の角度などが丁寧に描き込まれていますが、こうしたディテールを生かすには座った姿勢が適していました。 すでに巨匠と呼ばれていたドランですが、この裸婦像を仕上げるまでに毎日3、4枚ものデッサンを重ねたと伝えられています。
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