フランスの食文化 · 16/22

パリ · グルメ

パリの日本食の名店と日本人街

パリ · パリ, フランス

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韓国料理店の回でお話ししたとおり、韓国人が多く暮らすのがパリ15区なら、日本人が多く集まって暮らしているのは、ルーヴル美術館、チュイルリー庭園、パレ・ロワイヤルがあるパリのど真ん中、1区です。古くから日本人が住み始め、日本食レストランや日本の店が集まっていて、その中心となるのがサンタンヌ通り(rue Sainte-Anne)です。ただし、このあたりの日本食店は中国人オーナーの経営も多いため、お店選びには注意が必要です。パリには本格的な日本食の名店が少ないので、パリ在住者の目線から、いくつかご紹介します。

「Sanukiya(さぬきや)」は、地元の人にも旅行者にも人気の、パリ屈指のうどん店。温かいスープが恋しいときや、暑い日の冷やしうどんにぜひ。いつも行列ができ、電話予約もできないため、混雑する時間帯を避けるのがおすすめです。営業は11時30分から夜10時まで、中休みはありません。

「Kunitoraya(国虎屋)」もうどん店です。Sanukiyaがカジュアルで賑やかな雰囲気なのに対し、こちらはずっとトレンディで上品なうどん店のコンセプト。値段はやや高めですが、味も雰囲気も良く、おすすめです。パレ・ロワイヤルの庭園のすぐ隣にあります。

お寿司なら、同じ1区にある「Ryô」。ちょっと高級なお寿司屋さんで、値段は高めですが、まるで日本に来たような雰囲気とスタイルで、地元の人にも人気です。

「Kokoya」は、パリ北部の17区、繁華街から離れた場所にある、とても小さなお寿司屋さん。テーブルが数席しかなく、いつも満席です。価格は20ユーロ台とコストパフォーマンスも抜群の、パリの隠れた名店です。必ず予約して行きましょう。

「Sushi Gourmet」もKokoya同様、コスパのいいお寿司屋さんで、価格帯も同じく20ユーロ台。パリの中心部から離れていますが、わざわざ足を運ぶ価値のある質の高いお寿司を手頃な値段で味わえます。テーブル席はあるものの、かなり手狭なので、語り手はテイクアウトしてセーヌ川沿いで食べました。地図で見ると、このお店からいちばん近くに、セーヌ川の中ほどに浮かぶ小さな島「白鳥の島(Île aux Cygnes)」があります。島にはベンチと遊歩道があり、ここで食べると格別です。セーヌ川を渡れば韓国人の多い15区で、広々として快適なショッピングセンター「Beaugrenelle(ボーグルネル)」もあります。

最後に、日本人街のサンタンヌ通りに戻って、パン屋「Aki Boulangerie」をご紹介します。パン屋ではありますが、ランチタイムには日本風カレーや丼もの、おにぎりなどを販売していて、会社員や学生のテイクアウトで大人気。日本のパンも、メロンパン風の味のそぼろパン、あんパン、ツイストドーナツ、もち、各種スポンジケーキなど、どれもおいしいものばかりです。店内にはイートインスペースもあります。

すぐ目の前にあるのが、同じオーナーが営む「Aki Restaurant」。パリでは珍しいお好み焼きが味わえます。オープンキッチンで、まるで日本を旅しているような異国情緒を感じられます。手打ちそばや丼ものなど、日本料理のメニューも豊富で、パリで人気の日本食レストランのひとつです。

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