パリ · 宮殿・各室
ルイ14世の王立絵画彫刻アカデミー
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
この部屋に掛けられた肖像画は、王立絵画彫刻アカデミーの入会試験に合格した芸術家たちを描いたものである。ルイ14世はイタリア芸術との競争において優位に立ち、フランス王国の威信を高めるために芸術を積極的に支援し、その一環として1648年、王立絵画彫刻アカデミーを新設した。すべての芸術家が入会を望んだため入会試験が存在し、その内容とは、既存のアカデミー会員の肖像を描くというものだった。現在展示されている肖像画こそ、その成果である。
ではアカデミー創設直後に、どうして「既存の会員」が存在し得たのだろうか。そこには明確な理由がある。ヴェルサイユ宮殿の入口で目にした、巨大な白いニンフたちが傅くアポロン群像を制作したフランソワ・ジラルドンの肖像画がこの部屋に掛けられており、その上にあるイアサント・リゴーは、今日最もよく知られているルイ14世の肖像画を手がけた画家である。彼らはすでに自らの作品で実力を十分に証明していた権威者であったため、改めて試験を受ける必要はなかった。つまり、この部屋に描かれているのは、いずれもその時代を代表する芸術家たちなのである。肖像画をよく見ると、画家はパレットを、彫刻家は彫刻道具や自身の彫刻作品を一緒に持たせて描かれており、どちらが画家でどちらが彫刻家かを見分けることができる。
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