パリ · 宮殿・各室
1677年、ルイ14世の戦い
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
部屋に入ると、まず目に入るのが最も大きな絵画だ。ルイ14世がカンブレー地方での戦いに勝利し、降伏を受け入れている場面を描いた作品で、その隣にはこの頃、つまり40代のルイ14世の胸像が置かれている。ルイ14世は自らの勝利を称えるこうした絵画を、主に大使たちが利用する階段に展示し、世界各地から訪れた使節たちをそこで感嘆させようとした。残念ながら、その階段は曾孫にあたるルイ15世が娘のための部屋を作る際に取り壊され、現在は見ることができない。
このように、ヴェルサイユはルイ14世が亡くなった後も改修が続けられた。ルイ14世が死去した1715年、王室は体制を立て直すため一時的にパリへ戻り、その間ヴェルサイユ宮殿では大規模な工事が行われた。ルイ15世が再びここへ戻ってこられたのは、それから7年後のことだった。この部屋に掛けられている、アルム広場側から見たヴェルサイユ宮殿を描いた絵は、彼の帰還を記念して描かれたものと推測されている。アルム広場とは、宮殿に入る前にルイ14世の騎馬像があった広場のことである。
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