パリ · 宮殿・各室
ヴェルサイユ庭園に息づく芸術
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
この部屋には、ルイ14世時代のヴェルサイユ庭園の姿を伝える作品が展示されている。庭園の装飾もまた、宮殿内部に劣らないほど精巧に作り込まれていた。大きな絵画二点のうち一つは「北のパルテール」で、パルテールとは幾何学的な模様で整えられた庭園を意味する。反対側には「南のパルテール」があり、これは宮殿内部のツアーを終えて外へ出る際に実際に目にすることになる。
部屋の中央には、天使をはじめとするさまざまな彫刻が置かれている。これはルイ14世時代に実際に使われていたオリジナルの彫像と噴水の付属品で、破損を防ぐため庭園には複製品を設置し、オリジナルはこうして館内で展示されている。ルイ14世は約20人の彫刻家を動員し、200点を超える屋外彫刻を庭園のあちこちに配置した。こうして庭園は、単なる憩いの場を超え、国王の権威を示す屋外の政治的広報の場としても利用されたのである。
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