パリ · 宮殿・各室
ルイ14世が最後に注文した彫像
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
正面にある美しい彫像をご覧いただきたい。春の西風を擬人化した神ゼピュロスが、花と春を司る女神フローラに愛を告白している場面で、その足元ではキューピッドが二人の愛を祝福している。これは太陽王の統治のもとで繁栄するフランスを視覚的に表現した作品だ。彫刻への情熱に満ちた収集家であったルイ14世が、生涯最後に注文した彫像でもある。彼はここだけでなく、離宮であるトリアノン宮殿にも彫刻で装飾を施した。トリアノンや庭園の大運河、王妃の村里にまで広がるヴェルサイユ領地の広大さは、左手に掛かる絵画と、反対側で上映されている映像から想像することができる。
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