サント・シャペル · 14/22

パリ · 建築

申命記とユディト、ヨブ ― 7番窓・8番窓

サント・シャペル · パリ, フランス

サント・シャペル
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7番窓で、物語は荒野の40年を経て、約束の地カナンの目前に到達します。年老いたモーセが、カナンの地を見つめています。40年間、民を率いて砂漠を歩き続けてきたものの、神は告げます。「あなたはあの地を見たが、入ることはできない」。モーセの死後、神みずから彼を葬る場面がいちばん下にあり、バトンは後継者ヨシュアに受け継がれます。

1段上では、ヨルダン川がモーセの紅海のように二つに割れ、民が乾いた地を踏んで渡ります。窓の中央はクライマックス、エリコです。高い城壁に守られた難攻不落の町が、武器を一つも使わずに崩れ落ちる場面です。城の周りを7度巡ってラッパを吹いただけで、城壁が崩れました。神の恵みを象徴する物語です。

4段目の戦いでは、日が沈みかけたとき、ヨシュアが天に向かって叫びます。「太陽よ、止まれ」。すると太陽は本当に止まります。手を上げて天を指す男と、静止した太陽。この場面もオリジナルです。

では、こうした物語がなぜ王の礼拝堂にあるのでしょうか。13世紀は十字軍の時代で、ルイ9世自身も2度遠征に赴きました。神の民が約束の地を征服するのは神の御心である。古い物語によって、当時の戦争を正当化したのです。ティンパヌムの最上部には、戦争ではなく愛の物語が添えられています。夫を亡くし、姑ナオミに付き従ってきた異邦の女性ルツが、ボアズと出会って結婚し、その曾孫が、隣の窓の主人公ダビデとなります。

8番窓は後陣の向かい側にあり、現在は工事中かもしれませんが、ご説明します。アッシリアの大軍が町を包囲し、水路を断たれたユダヤの町は降伏寸前。そのとき、一人の寡婦が立ち上がります。ユディトです。彼女の武器は、剣でも軍隊でもなく、大胆さでした。2段目では、華やかに装ったユディトが、侍女一人だけを連れて敵陣へ歩み入ります。敵将ホロフェルネスは彼女に心を奪われて宴を開き、酔って眠り込んでしまいます。窓の中央では、ユディトが剣を抜いて彼の首をはねます。この場面も13世紀のオリジナルです。

その上の2段は、これとは正反対の試練、ヨブ記です。裕福で信仰の篤かった人が、一夜にして子も財産も健康までも失う物語です。灰の上に座るヨブに、妻は神を呪うよう言い、友人たちは「おまえの罪のせいだ」と責めます。それでも、ヨブは折れません。灰の上に座るヨブもオリジナルです。

7番窓と8番窓で、征服の叙事詩と二人の試練をご覧いただきました。次は、この一連の物語の中でもっとも大きな秘密が隠された窓、入口側の10番窓へ向かいます。

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