サント・シャペルをじっくり · 9/11

パリ · 建築

聖書の始まり、創世記の窓

サント・シャペル · パリ, フランス

サント・シャペル
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入口の脇にある最初の窓には、聖書の第一巻である「創世記」が描かれています。窓の見方は、いちばん左下から右へ読み、ひとつ上の段に上がってまた左から右へ読みます。漫画を読むように、順番に追っていけば大丈夫です。細かく描き込まれていて似たように見えますが、よく見ると、それぞれ異なる約80もの場面が収められています。聖書にあまり詳しくなくても、主な出来事を中心に見ていけば、難しくありません。

始まりは、いちばん下の左端、神が天と地を創造する場面です。続いて、神が人間を創造する様子が描かれ、左に神、右にアダムがいます。その次は、神が食べてはならないと命じた善悪の知識の木の実に手を伸ばす場面で、左のイブが右のアダムに実を手渡しています。恥ずかしさを知った二人に、神が衣を与える場面もあります。その後には、アダムとイブの息子カインが弟アベルに手をかける場面が続きます。物語はさらに続き、ノアの方舟やバベルの塔が登場し、いちばん上には、エジプトに到着するヤコブとその息子たちが描かれていて、創世記の最後の部分を表しています。

このように、この部屋を取り巻くステンドグラスは、聖書の物語を伝えています。ただし、例外がひとつあります。後ろを振り返ると見つかります。

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写真は ウィキメディア・コモンズ より(CC0)。

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