パリ · 彫刻
回顧展の柱の上で、リンチ将軍の騎馬像
ロダン美術館 · パリ, フランス
1900年、ロダンはパリのプラス・ド・ラルマに建てた専用パビリオンで、およそ200点に及ぶ作品による大規模な回顧展を開催しました。この時、彼はいくつかの小品を、さまざまな高さの台座、すなわち柱の上に載せて展示しましたが、今この部屋に並んでいる彫刻は、まさにそうして展示されていた作品群です。
その一つが、チリの著名な将軍、リンチ将軍を表した騎馬像の模型です。当時パリに駐在していたチリの外交官の依頼で制作されましたが、実際の記念碑としては完成しませんでした。それでもロダンはこの模型を特に気に入っていました。イタリア・ルネサンスの巨匠たちが残した騎馬像と自らの作品を比較できる、またとない機会だったからです。ロダンはこの作品を作る際も、いつものようにパリの馬市場へ自ら足を運び、馬の動きを細かく観察しました。その結果、彫刻の馬は生き生きとした躍動感を見せ、その上に座るリンチ将軍も気品ある佇まいで表現されています。
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