パリ · 彫刻
友マイヨールの手によって、『立つ水浴の女』
ロダン美術館 · パリ, フランス
この彫刻はロダンではなく、彼の友人であった彫刻家アリスティド・マイヨールの作品です。二人は互いの芸術世界を認め合い、応援し合う間柄であり、ロダンはこの作品をマイヨールから直接購入しました。
作品は「バビットメタル」という、いささか珍しい素材で作られています。もともとは機械のベアリングに使われる、安価で表面の滑らかな金属ですが、マイヨールはこれを彫刻の素材として取り入れ、シンプルかつなめらかな形を完成させました。こうした簡潔な造形は、当時発掘が盛んに進められていた古代ギリシャ彫刻を思わせるものであり、古代ギリシャ・ローマの遺物に深く魅了されていたロダンにとっては、この上なく魅力的に映ったと伝えられています。
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