パリの劇場と公演 · 11/16

パリ · 街歩き

パリの大型ミュージカル劇場5選

パリ · パリ, フランス

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大型ミュージカルを中心に、パリの劇場をご紹介します。華やかな大作ミュージカルに興味のある方は、各劇場の公式サイトで上演プログラムをチェックしてみてください。

シャトレ座(Le Théâtre du Châtelet)は、パリを代表する劇場のひとつです。これまで『レ・ミゼラブル』『ウエスト・サイド物語』『42番街』などが上演されてきました。ノートルダム大聖堂やセーヌ川にも近いパリの中心部にあり、観光の合間に舞台を楽しむにはうってつけのロケーションです。5階には屋外テラスがあり、開演前や幕間にぜひ立ち寄ってほしいスポットです。ここから眺めるノートルダム大聖堂とセーヌ川の景色は、息をのむ美しさです。

世界で最も美しい通りのひとつ、シャンゼリゼ通りから歩いて20分ほどの場所には、コンベンションセンターのパレ・デ・コングレ(Le Palais des Congrès de Paris)があります。ここでも大規模な公演が頻繁に開かれています。ハイアットホテルとショッピングモールが隣接していて、観光客にとっても何かと便利な劇場です。1979年の『スターマニア』、1998年の『ノートルダム・ド・パリ』、2001年の『ロミオとジュリエット』など、数々のミュージカルが初演を迎えた劇場でもあり、ミュージカルのほか、バレエやコンサート、eスポーツ大会なども開催されます。筆者はここで『ハリー・ポッター』のシネコンサートや『ノートルダム・ド・パリ』を観ました。ただ、劇場そのものは特別きれいというわけではなく、体育館のような雰囲気の大きなホールです。

シャンゼリゼ通りの中心にあるリド(Lido2 Paris)は、1946年に開業したパリの伝説的なキャバレーです。2022年には「伝統的なキャバレースタイルで、観客が舞台と近くなる独特でイマーシブな体験を提供する」という構想を掲げ、新たなスタートを切りました。観光客の多い通りにあるため、英語で上演されることが多いようです。『キャバレー』『ロッキー・ホラー・ショー』『ハロー・ドーリー!』などが上演されています。筆者がフランス留学後に初めて観た公演も、ここリドでの『キャバレー』でした。客席が舞台に向かって一列に並ぶ一般的な造りではなく、2〜4席ごとにドリンクを置けるテーブルが設けられていたのが印象的でした。筆者が予約したのは、テーブルもない最安の隅の席、舞台から最も遠い席でしたが、開演直前にスタッフの案内で舞台のすぐ横という絶好の席に移らせてもらえるという幸運にも恵まれました。

ドーム・ド・パリ - パレ・デ・スポール(Dôme de Paris - Palais des Sports)は、大型コンサートやミュージカルが頻繁に上演される、4,600席規模の会場です。ミュージカル『レ・ミゼラブル』が、ロンドンで脚色される前の1980年に初めて世に出たのも、まさにここでした。ほかにも『スターマニア』『ウエスト・サイド物語』『ル・ロワ・ソレイユ(太陽王)』『ダーティ・ダンシング』『モリエール』などが上演されています。コンベンションセンターと同じく内部は大きな体育館のような造りですが、外観はドーム型で、遠くからでもよく目立ちます。

モガドール劇場(Théâtre Mogador)は、イギリスのミュージックホールをモデルに、1919年にイギリス人プロデューサーが建てた劇場です。建築的な価値と、フランスの文化・音楽史における象徴性が認められ、フランスの歴史的建造物に登録されています。『ライオン・キング』『マンマ・ミーア!』『ラ・カージュ・オ・フォール』『キャッツ』『オペラ座の怪人』『シカゴ』など、多くのミュージカルが今も途切れることなく上演されています。

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