パリ · 建築
リュクサンブール公園
パリ · パリ, フランス
細い路地を抜けると、美しい建物とともに公園の入口が見えてきます。ピクニックをしながらパリジャン気分を味わえる、リュクサンブール公園です。
■ 公園の入口と構造 目の前の素敵な建物は、リュクサンブール美術館とアンジェリーナのカフェです。美術館の建物に向かって右手の門が公園の入口。ゆっくり歩きながら、気に入った場所があれば、近くの緑の椅子に腰掛けて、ひと休みしましょう。
リュクサンブール公園はもともと、現在は上院として使われているリュクサンブール宮殿の庭園です。フランス式とイギリス式の庭園の特徴を併せ持ち、広い芝生や池などがあります。とくに中央の大きな八角形の池は、小さな帆船を浮かべて遊ぶ場所として有名で、週末にはボートレースが開かれることも珍しくありません。芝生は主に夏の特別開放エリアでのみ座れるので、あちこちにある緑の椅子やベンチをご利用ください。公園にはフランスの偉人や神話の登場人物など、102体の彫像があります。誰の像だろうと想像してみるのも楽しみのひとつです。
■ リュクサンブール宮殿 中央の池の向こうに見える建物が、リュクサンブール宮殿です。メディチ家から嫁いだ王妃マリー・ド・メディシスが、故郷フィレンツェのピッティ宮殿をモデルに建てたといわれています。三角形の屋根と左右対称の構造はフィレンツェ・ルネサンスの影響、高い傾斜屋根と数多くの煙突はフランス式です。当初は王妃の私邸でしたが、現在はフランスの上院として使われています。かつては美術館として使われ、印象派の展覧会が開かれたこともあります。画家だけでなく、ヘミングウェイやアレクサンドル・デュマなど多くの文学者にも愛された場所です。
■ メディチの噴水 公園でもうひとつだけ見るなら、メディチの噴水をおすすめします。細長い水路の先に彫像があります。下にいる二人の恋人は、海のニンフのガラテイアとアキスで、岩の上から見下ろしているのは一つ目の巨人ポリュフェモスです。水面に木々と彫像が映り込み、とくに日の出と日没の時間帯は、フォトスポットとして有名です。
■ 次の目的地へ 次は、小説に登場する主要人物が眠るソルボンヌ礼拝堂です。リュクサンブール宮殿に向かって右へ出ると、RERの駅があります。その前の横断歩道を渡り、さらに左へもう一度渡ったら、あとはまっすぐ進みます。右手に小さな広場が見えたら、その先にソルボンヌ礼拝堂があります。所要時間は約4分です。


