パリの教会めぐり · 3/33

パリ · 訪問のヒント

聖地巡礼のヒント:してよいこと、いけないこと

パリ · パリ, フランス

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ヨーロッパ旅行は、美術を軸に回っている部分が大きいものです。その中心にあるのが、美術館と教会です。当時名を馳せた画家や彫刻家たちは、最も大きな力を持っていた宗教、つまり教会に数多くの作品を残しました。好むと好まざるとにかかわらず、教会は外せません。そこで、「どの教会も同じに見える」という印象を吹き飛ばせるよう、教会でできること、そしてしてはいけないことをまとめました。

**教会でできること**

・ステンドグラスに描かれた物語を読み解く。文字の読み書きができることが特権だった時代がありました。文字が読めない一般の人々にも信仰心を育み、救いを得てもらえるよう、聖書や戒律の内容を絵で表しました。その筆頭が、教会のステンドグラスです。どの場面を描いているのか、どの聖人と弟子なのかを当ててみるのも楽しいものです。図像をいくつか知っておくだけで、それほど難しくありません。 ・重要な宗教遺物や、著名人・聖人・王の墓を探す。教会はもともと、聖人の聖遺物や遺体の上に建てられました。黒死病が流行してからは、神の近くにいるほど安全だと考えられ、教会の地下に墓が置かれるようになったそうです。 ・塔に登って街を一望する。お気に入りの曲を聴きながら眺める景色は、地上からとはまったく違った趣です。ノートルダム大聖堂やサクレ・クール大聖堂がおすすめです。 ・コンサートを探す。パリでは、大小の教会でクラシックコンサートやオルガンコンサートがよく開かれています。教会のウェブサイトや館内の案内板で日程を確認してみましょう。おすすめの1位はサント・シャペル、2位はサン・ジェルマン・デ・プレ教会。ほかに、ヴィクトル・ユゴーゆかりとされるサン・ポール・サン・ルイ教会や、サン・シュルピス教会もおすすめです。 ・ミサに参加する。教会を心ゆくまで味わえる方法です。信者でなくても大丈夫。外国語で聞き取れなくても問題ありません。文化を体験する時間だからです。ミサ中でなければ、ほとんどの教会で写真撮影もできます。

**教会でしてはいけないこと**

教会は芸術的価値の高い場所ですが、本来は宗教施設です。

・大声を出したり、走り回ったりしない。 ・短すぎる服や、胸元が大きく開いた服は避ける。 ・司祭のためのエリアや聖遺物の保管場所など、立ち入りが制限された場所には入らず、触れない。 ・飲食は礼儀に反します。 ・ミサでの聖体拝領は、洗礼を受けた信者のなかでも、告解を済ませた人だけが対象です。 ・献金は、最小限の小銭で気持ちを示す程度で構いません。

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写真は ウィキメディア・コモンズ より。撮影:Diliff、Connie Ma(CC BY-SA 2.0 / CC BY-SA 3.0)。