パリ · 街歩き
芸術家たちが集うモンパルナス墓地
パリ · パリ, フランス
今回は、芸術家の墓が多いことで知られるモンパルナス墓地を歩いてみましょう。背後には、エッフェル塔に次いでパリで高いモンパルナス・タワーが見えます。14区にある面積19ヘクタールのこの墓地は、ペール・ラシェーズに次いでパリで2番目に大きな墓地です。芸術家たちが集まって暮らしていた地域につくられたこともあり、芸術家の墓が自然と多くなっています。1,200本の木々が植えられ、公園のような雰囲気が漂うほか、墓を彩る芸術作品も多く、散策しながら見て回る楽しみがあります。メトロ4号線のエドガー・キネ駅で降りれば、すぐに見つかります。
もともと3つの農場があった土地をまとめ、1824年に墓地として開設されました。ペール・ラシェーズが東墓地と呼ばれたように、モンパルナスは南墓地と呼ばれていました。このように東西南北の墓地と呼ばれたのは、衛生や健康上の理由からパリ市内での埋葬を禁じる法律ができ、市の中心部にあった墓が郊外へ移されたためです。現在は市内の区割りが変わり、これらの墓地はすべてパリ市内にありますが、当時は東にペール・ラシェーズ、南にモンパルナス、北に次回ご紹介するモンマルトル墓地がありました。
モンパルナスには芸術家だけでなく、パリのために命を捧げた消防士や警察官の墓もあります。墓地はエミール・リシャール大通りで区切られており、小さいほうの区画を「小墓地」、広いほうを「大墓地」と呼びます。
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