パリ · 絵画
スーティン「聖歌隊の少年」
オランジュリー美術館 · パリ, フランス
シャイム・スーティンは1925年から1930年にかけて、聖歌隊の少年たちの肖像画をシリーズで描きました。ユダヤ人であったスーティンがこの題材を選んだのは宗教的な信念からではなく、よく通っていたルーヴル美術館で見たクールべの絵に登場する聖歌隊の少年に魅了されたためです。正確には、少年が身につけていた赤と白の聖歌隊服に心を奪われたのです。
スーティンにとって赤色は、生と死、苦痛と激情を同時に象徴する力強い色彩でした。そのため、彼の絵には随所で赤色が繰り返し登場します。スーティンが着想を得たクールべの絵は、現在オルセー美術館に所蔵されている「オルナンの埋葬」です。
iPhoneでスキャン

