パリ · 絵画
アンドレ・ドラン《道》
オランジュリー美術館 · パリ, フランス
画面に描かれた道は、プロヴァンスの小さな村にある道です。道を明るく描くことで、真夏の強い日差しを間接的に表現しており、画面左手前に木を配置することで、その奥の風景が自然と遠くにあるように見える遠近感を生み出しています。
この絵が描かれた1930年代は、ドランがかつて身を置いていたキュビスムやフォーヴィスムといった革新的な画風から離れ、再び古典的な伝統絵画へと回帰していた時期でした。こうした風景画が多く描かれたのもそのためです。
iPhoneでスキャン