フランスの食文化 · 1/22

パリ · グルメ

フランスのレストラン、看板の読み方

パリ · パリ, フランス

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フランス旅行で必ず知っておきたい食文化の基本が、飲食店の種類です。フランスでは、看板に「Restaurant」「Bistro」「Brasserie」「Café」と書かれた店はすべて飲食店にあたります。ただし、それぞれ少しずつ性格が異なります。

Restaurantはもっとも格式のあるタイプです。ミシュランの格付けを受けられるのもRestaurantだけで、イタリア料理、韓国料理、ギリシャ料理など、どの国の料理も扱います。恋人とロマンチックな食事を楽しみたいなら、比較的落ち着いた雰囲気のRestaurantがおすすめです。Bistroはよりカジュアルでトレンド感があり、にぎやかな店が多いのが特徴で、外国料理やフュージョン料理ではなく、フランス本土の料理を出します。

この2つのタイプは、一日中営業しているわけではないのでご注意ください。最初の営業は12時から15時までで、ラストオーダーは14時30分という店が多く、旅の途中でランチタイムを逃さないよう気をつけたいところです。長い休憩時間を挟み、19時に再開して、たいていは22時か23時まで営業します。夜の営業開始がこれほど遅いのは、フランス人の食習慣によるものです。彼らは夕食を、早くても19時30分、ふつうは20時ごろに始めます。

BrasserieはBistroと同じくフランス本土の料理を出し、Bistroより少しだけ格上で、ビジネスパーソンの姿もよく見かけます。こちらもにぎやかなため、かしこまった食事には向きません。魅力は一日中営業していること。朝早くから夜12時まで、なかには深夜2時まで開いている店もあります。

Caféの営業時間はBrasserieと同じです。ここはコーヒーショップではありません。カジュアルな飲食店でありながら、18世紀の啓蒙思想の時代に、文人や哲学者、芸術家が集い、交流する社交の場だったという歴史的な意味をもっています。このガイドでは、この4つのタイプをまとめて「飲食店」と呼びます。

夏に旅行する方には、もうひとつ知っておいてほしいことがあります。フランスでは7月か8月に1か月まるごとバカンスを取る習慣があり、入口に「休暇中」と貼り紙をして営業していないお店をよく見かけます。訪れる前に、営業しているかどうか必ず確認しましょう。

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