パリ · 建築
エッフェル塔の入場とフロアガイド
エッフェル塔 · パリ, フランス
エッフェル塔は遠くから眺めても素敵ですが、鉄骨の構造を近くで見ると、それ自体がひとつの芸術作品のようです。ここでしばらく足を止めて、塔を見上げながらフロアガイドをお聞きください。
エッフェル塔は全3階建てで、入場には入場券が必要です。料金は階段とエレベーターで分かれ、4〜11歳、12〜24歳、25歳以上の年齢別に設定されています。エレベーターで2階まで行く方法、階段で2階まで上がってそこからエレベーターに乗る方法など、組み合わせがいくつもあり、料金体系はかなり細かく分かれています。階段を利用するには現地での購入が必要で、現地購入は行列が長めになる点にご注意ください。比較的空いているのは朝一番か最終入場の時間帯の近くですが、変動要素が多く、その日の運次第になることも少なくありません。待ち時間に見上げる塔は、遠くから見るのとはまた違った表情で、行列が長くても退屈しない唯一の名所といえそうです。
各フロアは高さがはっきり異なり、眺めも違います。1階は57メートル、2階は115メートル、3階は276メートルです。1階と2階まで上がるエレベーターは油圧式、3階へ向かうエレベーターは最新式です。2階までは約700段の階段で上ることができ、所要時間は約15分とそれほど大変ではなく、エレベーターより料金も少し安く設定されています。一方、2階から3階へはエレベーターのみです。この区間にも階段は設置されていますが、一般には公開されていません。
各フロアにはグルメも揃っています。2階には、フレンチシェフのアラン・デュカスの監修で再オープンしたオート・キュイジーヌのレストラン「ジュール・ヴェルヌ」が有名です。少し敷居が高いと感じたら、1階にはよりカジュアルなビストロ「58トゥール・エッフェル」があります。3階にはカクテルバーがあります。天気がよければ、3階からはシャルル・ド・ゴール空港や近郊をはじめ、パリ市外の約70キロメートル先まで見渡せます。
冬は、12月中ずっと開かれるクリスマスマーケットと、冬季限定で1階にオープンするスケートリンクが楽しみです。2004年に初めてオープンして以来、毎年開かれており、通常は12月から翌年3月まで営業しています。マイスケート靴は使用できず、手袋の着用が必須です。
塔の表面にも注目してみてください。エッフェル塔は完成後、これまでに18回塗り替えられています。7年ごとに50〜60トンのペンキを使って塗り直しますが、これはサビを防ぎ、美しい姿を保つためです。地上から見たときに色が均一に見えるよう、3種類の灰褐色のペンキを混ぜて使い、下の部分ほど濃く、上に行くほど明るく塗られています。塗装は、当初から今まで、ブラシによる手作業です。
次のフォトスポットは、エッフェル塔の向こうに広がるシャン・ド・マルス公園です。現在、塔の前にはバリケードが設置されていて、まっすぐには進めません。右へ少し進み、塔の裏手へ曲がると、公園へ続く道に出ます。






