ヴェルサイユ宮殿 · 58/78

パリ · 宮殿・各室

コテルの回廊、絵画と庭園が出会う通路

ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス

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この回廊は、画家ジャン・コテルの名にちなんで「コテルの回廊」と呼ばれています。ここに飾られた大型絵画24点のうち21点が彼の作品で、窓の外に広がる庭園の隅々を、神話の登場人物たちと調和させながら描き出しています。

絵画が描き出す自然の風景さながらに、この空間自体も自然と深く結びついて使われてきました。冬には厳しい寒さから植物を守る温室として利用され、暖かさを保つために日当たりの良い南側には11の窓が、冷たい風の吹く北側にはわずか5つの窓だけが設けられました。回廊の中ほどには浴槽のような形の大理石が置かれており、ルイ・フィリップがここを食堂に改装した際、この大理石の中に氷水を満たして冷蔵庫代わりに使いました。

52メートルに及ぶ回廊の突き当たりには「庭園の間」があります。紫色の家具が優雅に配された部屋で、扉を抜ければそのまま庭園へとつながる造りですが、現在は立ち入りが制限されています。

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