パリ · 宮殿・各室
皇帝一家の居間
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
向かい合う椅子を備えた小さなテーブルがいくつも並ぶこの部屋は、現代で言えばボードゲームルームのような空間でした。グラン・トリアノンが建てられた当初、ここは演奏会場として使われていましたが、時が経ち、年老いたルイ14世がより静かな憩いの場を求めたことから、現在のような部屋へと改装されました。
その後、ルイ15世はこの部屋をトランプやボードゲームを楽しむ「ゲームの間」へと用途を変更し、その際の改装で、現在見られる紫がかった大理石の暖炉も設置されました。ナポレオンの時代にもここでのゲームは続けられ、現在置かれているテーブルは彼自ら特注したものです。ナポレオンは夕方になるとこの部屋に家族を集めてゲームを楽しんでおり、そのことからこの空間は「皇帝一家の居間」と呼ばれるようになりました。
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