パリ · 建築
サクレクールを彩る象徴的な装飾
サクレ・クール寺院 · パリ, フランス
聖堂の内外には、さまざまな生き物が装飾として刻まれています。意味のないものはひとつもありません。大きなオルガンやステンドグラスのあいだに隠れた生き物たちを、どれだけ見つけられるか探してみましょう。
子羊は、命をささげて人々を救おうとした、純粋で繊細な存在の象徴です。飢えた人々のお腹を満たした魚の装飾もあります。ペリカンは、身と血を分け与えた存在を象徴しており、昔はペリカンが実際にわが子に自分の身を分け与えると信じられていたことに由来するといわれます。灰のなかからよみがえる不死鳥はイエスの復活を、雌鶏は危険にさらされた人々に対する神の母性愛を、鷲は人々の旅路を見守る神の守護を表します。雄鶏はイエスを三度否んだペテロを思い起こさせ、鹿は祈りのなかで神を求める心の象徴です。後陣にいるほかの多くの生き物とともに、小さなカタツムリもいて、すべての生き物が神を讃えるために造られたことを思い出させてくれます。聖堂の外側には、ガーゴイルの形で追放された豚がいます。イエスが清めようとした、人々の悪しき性向を象徴する動物だそうです。
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