パリ · 彫刻
20歳のロダンが父を古代ローマ人のように彫った理由
ロダン美術館 · パリ, フランス
この胸像は、ロダンの父ジャン=バティストをモデルにした作品だ。ロダンが20歳だった1860年頃に作られたもので、彼が残した最初期の彫刻の一つとして知られている。パリで警察官として勤めていた父は、子どもたちに厳格な人物だったと伝えられている。
ところが、ロダンはこの彫刻で父の姿を古代ローマの威厳ある人物のように表現した。当時ロダンはルーヴル美術館に通いながら古代彫刻を熱心に研究していたが、その影響からか、父の顔にはギリシャ・ローマ時代の彫刻に通じる雰囲気が漂っている。
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