パリ · 彫刻
二つの手が作ったゴシック聖堂、『大聖堂』
ロダン美術館 · パリ, フランス
この作品は『大聖堂』という名のついた彫刻だ。実はこの二つの手だけでできた彫刻、もともとは『同盟のアーチ』というタイトルだったが、1914年にロダンが『フランスの大聖堂』という本を出版したことをきっかけに、それ以降『大聖堂』と呼ばれるようになった。
彫刻を見ると、二つの手の間にできる空間と、指が描く上昇する曲線がゴシック建築の線を思わせる。ゴシック様式は聖堂建築でよく用いられたスタイルで、ロダンが特に好んでいたことで知られている。そのためか彼は手をモチーフにしたこの種の彫刻をいくつも残しており、この部屋では似たような手の彫刻をさらに見ることができる。
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