パリのピカソ · 12/27

パリ · 絵画

エヴァ・グエル、短く終わった二人目の愛

ピカソ美術館 · パリ, フランス

ピカソ美術館
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《ギターと瓶》も、ひと目でコラージュ作品だとわかります。コラージュ作品を制作していた時期にピカソのそばにいた、もうひとりの恋人の話をしましょう。先ほど最初のミューズ、フェルナンドについてお話ししましたが、この作品を作っていた頃のピカソは、フェルナンドと別れ、次の恋人と付き合っていました。彼女の名前は、エヴァ・グエルです。

エヴァはもともと、ポーランド人画家ルイ・マルクーシスの婚約者でしたが、ピカソが彼女を奪いました。仲間に恋人を奪われて激怒したマルクーシスは、ピカソを風刺する漫画を描いて憂さを晴らしたといいます。そうした紆余曲折を経て、エヴァは結局ピカソの恋人になりました。

エヴァは、よく知られたピカソの恋人たちのなかで、そばにいた期間がもっとも短い女性です。残念ながら、病を得て早くに亡くなったからです。第一次世界大戦中の1915年、エヴァは結核のため若くして世を去りました。《ギターと瓶》のようなピカソ初期のコラージュ作品を制作していたとき、そばにはエヴァがいたのだろう、と想像してみることができます。

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