パリ · 訪問のヒント
パリのトイレ事情と使い方のコツ
パリ · パリ, フランス
旅先で意外と困るのがトイレです。フランスのトイレは「行きたくなったときに行く場所」ではなく、「行けるときに行っておく場所」です。宿を出る前、レストランで食事をしたあとやカフェで飲み物を飲んだあと、美術館を見終わったあとなど、とりあえず一度は済ませておくのがおすすめです。お金を払って入った場所なら、必ず一度は利用しておいたほうがお得です。
観光シーズンには有料の公衆トイレが多く、料金は50セントから2ユーロまでさまざまです。2ユーロのトイレなら、いっそカフェでコーヒーを一杯注文して、そこのトイレを使うほうがよいでしょう。公衆トイレに「Merci」または「Thank you」と書かれたカゴがあり、係の人が座っている場合は、好きな金額を払って利用します。もっと少なくても構いませんが、最低でも50セントくらいが目安です。
フランスにも無料の公衆トイレはあり、ここノートルダムにもあります。ノートルダム大聖堂の正面で入口を背にして右手の道を少し進むと、「toilette」と書かれたグレーのボックス型公衆トイレがあります。パリにはこうした公衆トイレが400か所あります。目立つ色ではないため、意識して探さないとなかなか目に入りません。凱旋門の4番出口の新聞スタンドのすぐ裏や、シャン・ド・マルス公園の中心部から端へ出たところにもあります。このボックスの外観を覚えておいて、いざというときに見かけたら利用してください。多くは朝6時から夜10時まで利用でき、そのうち150か所は24時間利用できるそうです。
なお、このトイレには水を流すボタンがなく、利用者が外へ出ると自動で水が流れます。外に誰もいなければ問題ありませんが、列ができている場合は、前の人の使用後の状態が見えてしまうことがあります。前の人が出てきてもすぐに入らず、数秒待ってから入るのが、お互いのためのマナーです。