パリ · 訪問のヒント
エッフェル塔のキーホルダーとビール、値切りのコツ
パリ · パリ, フランス
エッフェル塔の周辺には、屋台の露店商がたくさんいます。無許可で商売をしている人たちですが、スリをするわけでもなく、まじめに働いている人たちなので怖がらなくても大丈夫、というのが筆者の見立てです。いちばんよく売られているのはエッフェル塔のキーホルダーで、旅行者の国籍を見分ける勘が鋭く、その国の言葉で「5個で1ユーロ」と声をかけてきます。筆者が2010年に訪れたときは、外国語を話す売り手は一人だけで、その人から買いましたが、今ではいくつもの言葉で呼び込むのが当たり前になっているようです。キーホルダーがとても安いので、以前はおみやげにすると嫌がる人も多かったのですが、最近は「また行く機会があったら買ってきて」と頼まれることが増えました。筆者も、行くたびに買って帰っています。
値切れば何個かおまけがつく、ということをご存じですか。小さなエッフェル塔のキーホルダーは、7個までなら1ユーロですぐに応じてくれるのが一般的です。8個、9個まで交渉する人も見かけましたが、それでは売り手に利益が残らなさそうなので、筆者は良心に従って7個までにしています。小さいものはたくさんあるので、大きなものや光るタイプも買ってみましたが、大きなものは10ユーロ、20ユーロからと言われるのが普通です。筆者は交渉して、5ユーロで小さいものを3個おまけにつけてもらい、中くらいのサイズは3ユーロで小さいものをいくつかつけてもらいました。礼儀正しく交渉すれば、気持ちよく値引きしてもらえます。ほかの観光地ではより品質の良いものも買えますが、エッフェル塔のキーホルダーも1個1ユーロほどで、大きいものはずっと高くなります。安く買いたい方は、シャイヨー宮の近くで買うのがおすすめです。
エッフェル塔を眺めていると、ビールが飲みたくなりますよね。歩いて10分ほどのところにフランプリというスーパーがありますが、その場で酒類を売っている人もいます。こちらも値段交渉ができます。ビール1本に5ユーロと言われるのが普通ですが、筆者はいつも2ユーロで買っていました。お恥ずかしいのですが、コツを明かすと、財布に現金が2ユーロしかないふりをするか、連れがいれば2本頼んで4ユーロしかないふりをすると、快く2ユーロでいいよと言ってくれる、というものです。こうしたコツを知る人が増えれば、売り手の商売が厳しくなって、値引きしてもらえなくなるかもしれません。値切りすぎると相手の気分を害することもあるので、礼儀正しく、場の空気を読みながら交渉するのが大切です。