パリ名所めぐり · 14/32

パリ · 街歩き

夜のエッフェル塔とセーヌの夜景

パリ · パリ, フランス

パリ
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パリ旅行はエッフェル塔に始まり、エッフェル塔に終わるといわれるほど、エッフェル塔は一度きりで済ませるのはもったいない場所です。昼と夜でまったく表情が違うので、昼に一度、夜に一度、訪れてみることをおすすめします。

エッフェル塔は、1889年にギュスターヴ・エッフェルによって建てられました。万国博覧会場の入口であり、空から見たときに会場が一望できるようにと築かれた塔で、当時登場したばかりの新素材である鉄を使い、鉄骨構造で造られています。そのため、建物の骨組みだけが残ったような姿や、温かみのない鉄の質感がそのまま表れていて、無機質に感じられることもあるでしょう。今では鉄骨構造の建造物も多く、現代アートでも実験的なオブジェを目にすることが珍しくないため、エッフェル塔を奇異に感じることはありません。けれども、建てられた当時、周囲の建物の中にそびえ立つこの塔は、どれほど異質で居心地の悪い存在だったでしょうか。多くのパリ市民が、この塔を「醜い鉄の塊」と呼んだのも無理はありません。昼間、鉄骨むき出しの姿を見て、今でも鉄の塊だと感じる人もいるかもしれません。ところが、夜のエッフェル塔は、昼とはまったく違う美しさで迫ってきます。とくに日没後、毎時5分間だけきらめく姿を目にすれば、思わず感嘆の声がもれるはずです。

エッフェル塔の夜景を見るのにいちばんおすすめなのは、塔を一望できるシャイヨー宮のテラスです。シャイヨー宮はトロカデロ駅の近くにある宮殿で、セーヌ川をはさんでエッフェル塔の向かい側にありますが、大きなエッフェル塔を一度に視界に収められることから、最高の眺望スポットとして人気を集めています。

パリの夜景は、エッフェル塔だけではありません。ロマンチックなパリの夜を過ごすなら、セーヌ川沿いをめぐるのがおすすめで、なかでも一番のおすすめが、バトー・ムーシュに乗ってパリを一周する遊覧です。バトー・ムーシュはアルマ橋近くの乗り場から乗船でき、シャイヨー宮から徒歩約15分で行けます。

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