パリ · 訪問のヒント
パリのカフェ&レストラン攻略ガイド
パリ · パリ, フランス
**レストラン**
イタリア、スペインと並ぶヨーロッパの美食の国フランス。その中心のパリへ行けば、おいしいものをたっぷり食べられると思いがちですが、実際には「食べること」が意外と難しいものです。そこで、周りの目を気にせず食事やカフェを楽しむコツをまとめました。
観光客向けではなく、地元の人が通うレストランで本格的なフランス料理を味わいたいなら、できるだけ予約をおすすめします。フランスの人は2時間以上かけてゆっくり食事をするため、予約が入ったテーブルは、予約時間の前から他のお客さんを入れずに空けておくのが一般的だそうです。そのため、空席があっても自分が座れるテーブルがない、ということが起こります。これが「人種差別された」という誤解につながることもあるようです。
最近は、ほとんどのお店が公式サイトやTheForkで予約を受け付けています。Googleでお店を検索して、そのままGoogle予約を使えるお店もあります。電話でしか受け付けていない場合は、宿泊先にメールで助けを求めてみましょう。希望の日時をいくつか伝えると、予約が取れる確率が上がります。
パリのレストランは、たいてい12時から2~3時ごろまでがランチで、休憩を挟んで6時からディナーが始まります。前菜、メイン、デザートの3コースが用意されたランチはお得なので、本格的なフランス料理に挑戦してみてください。
**テラス席のカフェ**
テラス席のカフェは、ヘミングウェイの写真を見すぎたせいか、私にとってパリの憧れのひとつでした。でも実際に行ってみると、隣の席とぴったりくっついていて、テーブルも小さく、レストランより勇気が必要です。人が少ない時間帯を狙ってぜひ挑戦してみてください。美術館や博物館の中のカフェなら、少しハードルが下がります。
パリは屋外テーブルでの喫煙に寛容です。子どもがいるからとたばこを隠してくれるような配慮はなく、ベビーカーを押しながら吸う人もよく見かけます。ミネラルウォーターが必要で近くにスーパーがなければ、カフェの中へまっすぐ入り、BAR(バー)カウンターで買って出ればOKです。
**カフェ・レストランのマナー**
・入口で待ち、スタッフがテーブルへ案内してくれるのを待つ。 ・テラス席に座りたいときは、飲み物だけのふりをする必要があります。テーブルがとても小さいので、飲み物以外に食事も頼むと、ほとんどの場合は室内に案内されます。 ・席に着いたら、自分のテーブルの担当サーバーを覚えておきましょう。注文も会計も、その人にだけ頼みます。お店によって担当が1人のことも2人のこともあります。会計も、担当サーバーを通して席で済ませます。 ・手を大きく挙げたり、大声で呼んだりしないこと。目が合うまで、じっと見つめ続けるのがマナーです。もどかしいですが、それが敬意の表れなのだそうです。 ・食事も紅茶1杯も、会計までに2時間、長いと3時間近くかかることがあるので、時間には余裕を見ておきましょう。 ・急いでいるときは、注文の際に「このあと〇時に予定が入っているので、急ぎでお願いします」と先に伝えておきます。急いでいなくても、次の予定があると伝えておくことが多いです。 ・会計は、サーブに来たタイミングで、現金やカードをそっと差し出して先にお願いしてもかまいません。会計をお願いするポーズをとれば、言葉にしなくても通じます。
**トイレに行きたくなったら**
ヨーロッパ旅行でいちばん大切なのがトイレです。レストランやカフェを利用したあとは、行きたくなくてもとりあえず寄っておきましょう。「行きたい」と思ったときには、もう遅いのです。どうしても急ぐときは、近くのカフェへ。入口で案内を待たずに、まっすぐBARへ行き、コーヒーを1杯注文してから先にトイレを使ってかまいません。有料トイレに備えて、小銭とティッシュを常に持ち歩きましょう。料金は0.5ユーロから2ユーロほどが一般的です。