パリ · 建築
カルチェ・ラタン
パリ · パリ, フランス
サン=ジェルマン=デ=プレ教会からシェイクスピア・アンド・カンパニー書店まで、ツアーのコースに共通しているのは、いずれもカルチェ・ラタンにあるということです。
ソルボンヌ大学に代表されるパリの学生街カルチェ・ラタンは、「ラテン語を話す地区」という意味です。かつて高等教育がラテン語で行われていたためです。学問と知性の中心地として、哲学、文学、芸術が発展した地域で、多くの学生や観光客のおかげで多文化的な雰囲気にあふれ、さまざまなレストランやカフェ、書店が集まっています。
ヘミングウェイも、この地区でパリでの暮らしの初期と新婚時代を過ごしました。昼間はカルチェ・ラタンのカフェで過ごし、午後になるとモンマルトルまで歩いて出かけたといわれています。また、学生デモに始まり労働者のストライキへと広がってフランス社会を変えた五月革命の出発点でもあります。
映画の舞台にもなったカルチェ・ラタンには、石畳の細い路地、古い建物、小さな広場など、中世都市の面影が今も残っています。通りごとに雰囲気がまるで違い、時間帯によっても表情が変わります。ルーヴルやエッフェル塔のようなパリのランドマークが「見る」ことに重きを置いているとすれば、ここは自分の足で歩きながら歴史と暮らしを感じられる、最もパリらしい街並みです。
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