パリ · 街歩き
ショパンの墓
パリ · パリ, フランス
ポーランドの国民的音楽家ショパンも、ここに眠っています。ショパンは1810年に生まれ、1849年に結核のため早くして世を去ったポーランド出身の音楽家です。今も多くの音楽ファンが、花束を捧げるために毎日ペール・ラシェーズを訪れます。墓はパリにありますが、心臓は愛する祖国ポーランドのワルシャワに安置されています。
ショパンの祖国への思いは、埋葬の際にも表れています。ポーランドを離れる前に自ら銀の杯に入れて持ち出した祖国の土が、墓にまかれました。遺言に従い、葬儀ではバッハと並んで最も敬愛していたモーツァルトの「レクイエム」が演奏されました。当初、葬儀を行う予定だったマドレーヌ寺院が女性歌手の出演を認めなかったため、葬儀は2週間ほど延期されたといいます。最終的には、ショパンの最後の願いだと遺族が説得し、寺院が「レクイエム」の演奏を許可したそうです。ショパンの墓は、音楽の女神エウテルペが、壊れた楽器を胸に抱き、涙を流しながら見守っています。
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