パリ · 建築
パンテオン周辺のフォトスポットと見どころ
パンテオン · パリ, フランス
パンテオンの近くには、ある有名な映画の一場面が撮影された場所があり、その場面を真似て記念写真を撮る人がたくさんいます。作家を夢見る一人の男性が、いちばん好きな時代、1920年代、芸術の黄金期のパリへタイムスリップする映画です。1920年代のパリには、アーネスト・ヘミングウェイ、スコット・フィッツジェラルド、画家のパブロ・ピカソやサルバドール・ダリをはじめ、数多くの芸術家が集まっていました。映画では、主人公が真夜中の通りに突然現れた車に思わず乗り込み、1920年代へと旅立ちます。その車に乗り込む場所が、パンテオンの裏手にあるサンテティエンヌ・デュ・モン教会の入口です。映画の主人公のように、入口の階段に腰かけて、写真を撮ってみましょう。
パンテオンがあるのはカルチェ・ラタンです。中世、学者や学生たちがこの一帯でラテン語を使って学んだことから、「ラテン」、フランス語の発音で「ラタン」地区と呼ばれるようになりました。中世から続く、由緒ある大学街です。パンテオンのほかにも、立ち寄りたい場所をご紹介します。
大学街の中心、ソルボンヌ大学の周辺はぜひ歩いてみてください。パンテオンに祀られているヴィクトル・ユゴーやキュリー夫妻などが学んだ大学でもあります。学生でなければ大学の中には入れませんが、周辺に見どころがあるので、散策がてら訪れるのもおすすめです。
そのひとつが、ソルボンヌ礼拝堂です。ルイ14世の宰相であり、ソルボンヌ大学の学長でもあったリシュリュー枢機卿が眠っています。ルーヴル美術館でリシュリューの棺をご覧になった方は、あの人物です。学生たちが試験の前に願をかけたというモンテーニュ像もあります。「こんにちは、モンテーニュ」とあいさつをして右足のつま先に触れると、試験がうまくいくという言い伝えがあります。これから大事な試験を控えている学生さんは、右足のつま先に触れて「ボンジュール、モンテーニュ」とあいさつしてみてはいかがでしょう。
セーヌ川のほうへ下ると、気軽に立ち寄れる場所があと2つあります。ひとつは、留学生や恋人たちの待ち合わせ場所として知られるサン=ミッシェルの噴水。もうひとつは、ヘミングウェイが通った書店として知られるシェイクスピア・アンド・カンパニーです。映画『ビフォア・サンセット』で主人公の二人が9年ぶりに再会する場所としても有名で、多くの旅行者が訪れます。店内が小さいため、人気の時間帯は入店に列ができて少し面倒かもしれませんが、中に入れば書店ならではの雰囲気と、かわいらしい本の数々を楽しめるのでおすすめです。






