パリ · 建築
月の間 ― 入れ替わった太陽と月
オペラ・ガルニエ · パリ, フランス
「月の間」の天井には、銀色の丸い月が描かれ、中央には夜の動物であるフクロウとコウモリがいて、どこかひんやりとした雰囲気が漂います。
ところが、ここはもともと「月の間」ではなく「太陽の間」として設計されていたそうです。部屋のすぐ隣に、皇帝や一般の人々がたばこを吸える喫煙室を造る計画があり、喫煙室に近いので、熱い雰囲気の「太陽の間」をここに置くはずでした。しかし、作業員のミスで太陽の間と月の間の位置が入れ替わってしまったといいます。さらにナポレオン3世が廃位されて工事が中断し、結局、喫煙室すら造られませんでした。
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