パリ · 建築
常設コレクション・ギャラリーとルネプヴーの天井画スケッチ
オペラ・ガルニエ · パリ, フランス
常設コレクション・ギャラリーは、オペラ・ガルニエにまつわるさまざまな作品を展示している空間で、3つのエリアに分かれています。最初のエリアには、バレエ衣装をまとい優雅なポーズをとるダンサーたちの肖像画があります。2つ目のエリアには、オペラの出演者や演出家の肖像画が展示されています。3つ目のエリアでは、オペラ・ガルニエの建築に関する資料を見ることができ、シャルル・ガルニエの肖像画や、ルネプヴーの天井画のスケッチもここにあります。
なかでも3つ目のエリアにあるルネプヴーの天井画スケッチは、シャガールの『夢の花束』以前に劇場を飾っていた天井画です。ギリシャ神話のミューズたちや時の神々を描いた新古典主義様式の作品で、現在のシャガールの天井画とは、テーマも形式も大きく異なります。
スケッチの左側には、ほかの壁と違ってひときわ目を引く赤い壁があります。かつてここを喫煙室にするために工事をした跡を、そのまま残したものです。もともとは赤い壁で華やかに飾った喫煙室にするつもりでしたが、先にお話ししたとおり、皇帝が廃位されて工事が中断したため、壁は別の色に変わり、喫煙室ではなくギャラリーになりました。
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