モネの生涯とジヴェルニー · 1/11

パリ · 絵画

パリからジヴェルニーへの行き方

ジヴェルニー · パリ, フランス

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ジヴェルニーへの旅は、パリのサン・ラザール駅から始まります。パリ地下鉄3・12・13・14号線に乗ってSaint-Lazare駅で降り、列車のマークとともに「グランリーニュ(Grand Ligne)」と書かれた案内表示に沿って進むと、鉄道のホームに着きます。

切符は窓口でも購入できますが、現在はほとんどの方が無人の自動券売機を利用しています。行き先は「Vernon-Giverny」を選んでください。パリ〜ジヴェルニー間の往復運賃は、2020年時点で28.6ユーロです。ホームの番号は駅構内のモニターで確認します。出発前に時刻表をチェックして、スケジュールを立てておくとスムーズです。時刻表は関連サイトでも確認できます。

列車に揺られること約1時間10分で、ジヴェルニーに到着します。駅を出たら、多くの人が向かう方向へ歩いていくとシャトルバスが見えてきます。このバスに乗れば、モネの家と庭園まですぐです。運賃は往復8ユーロで、車内で支払えますので、現金が便利です。本数はそれほど多くないため、帰りのバスの時間とパリ行きの列車の時間をあらかじめ確認し、何時の列車に乗るかを考えたうえで村を散策するのがおすすめです。

バスを降りたら、ここでも人の流れに沿って地下道を渡り、村へと入っていきます。片道2車線の狭い道路ですが、年間50万人にのぼる来訪者の安全を守るため、地下道で渡る仕組みになっています。道順は、人に尋ねなくても迷わず見つけられるでしょう。ただ、出発前に地図で見どころを確認し、回るコースを決めておくと安心です。

ここで少し、モネの《サン・ラザール駅》を思い出してみましょう。モネは1877年の第3回印象派展に、この駅を題材にした連作30点あまりを出品しました。印象派の画家のなかでも、モネは同じ題材を繰り返し描いた連作が特に多い画家です。19世紀、鉄道が新しい交通手段として注目を集めていた時代に駅を題材に選んだことには、商業的な狙いがあったのではないかという見方もあります。1880年代から裕福になりはじめたモネは、やがて十分な富を手にし、ここジヴェルニーで、ようやく自分が描きたかった自然を描きはじめました。

それでは、光の画家モネの家へ向かいましょう。

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