パリ · 建築
「星の凱旋門」の名の由来
凱旋門 · パリ, フランス
エトワール凱旋門の正式名称は、フランス語でArc de Triomphe de l'Étoile。「エトワール」はフランス語で「星」を意味し、日本語にすると「星の凱旋門」となります。名前に星がつくのは、18世紀初頭、この場所が5本の道が交わるエトワール広場、つまり「星の広場」と呼ばれていたからです。その後のパリ再開発で新たに7本の道が加わり、現在は計12本の道が放射状に延びています。
凱旋門とは、戦いに勝った兵士たちが凱旋行進を行った記念建造物のこと。この建築の伝統は古代ローマにはじまります。ナポレオンも、勝利をおさめた兵士たちを迎えるために門を築くという、ローマの伝統にならいたいと考えていました。
凱旋門は、フランスのさまざまな国家行事の舞台でもあります。毎年1月1日には新年を祝う花火が上がり、革命記念日の7月14日には軍事パレードがここから始まります。第一次世界大戦の休戦記念日にあたる11月11日には、追悼式典が開かれます。
国家的な行事のたびに中心となる凱旋門は、フランスの歴史を物語る建造物であり、パリの象徴でもあるのです。
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