パリ · 宮殿・各室
レショフォワール
ヴェルサイユ宮殿 · パリ, フランス
「レショフォワール」は「温め直す場所」という意味で、一見台所のように見えるが、実際に調理が行われた場所ではない。においや騒音、火災の危険があったため、本物の台所は離れた場所に別に設けられており、そこで作った料理をここまで運ぶ間に冷めたり崩れたりしてしまうことがあった。この空間はまさにその問題を解決するために設けられたものだ。料理人たちはここで冷めた料理を温め直し、ソースをかけたり飾り付けを施したりして仕上げの作業を行った。暖炉の脇にある「ポタジェ」と呼ばれる調理台は、現在のガスコンロのような役割を果たしていた。
iPhoneでスキャン