パリ · 街歩き
サン・ミシェルの噴水と大天使ミカエル
パリ · パリ, フランス
サン・ミシェル広場は、大学街のラタン地区にあり、学生運動の中心地になったこともあります。広場の中央にあるサン・ミシェル噴水は、ナポレオン3世によるパリ大改造の時期、1858年に造られました。
「サン・ミシェル」という名前は、パリ近郊ツアーでおなじみのモン・サン・ミッシェルから「モン(山)」を取ったものと同じです。「サン」は英語の「セイント」、つまり聖人を意味し、「ミシェル」は英語ではマイケル、ドイツ語ではミヒャエル、スペイン語ではミゲルにあたります。サン・ミゲル・ビールの名前も同じ由来です。これらはすべて一人の存在、大天使ミカエルを指しているので、サン・ミシェルは「聖ミカエル」という意味になります。
大天使ミカエルには、大きく2つの役割があります。1つ目は天使軍の長として、堕落してルシファーとなった天使ルシエルのような悪魔を打ち倒すことです。そのため、ミカエルは片手に剣を持ち、悪魔を踏みつけて立つ姿で表され、絵画や彫刻でこうした天使を見かけたら、それはサン・ミシェルです。
2つ目の役割は、最後の審判の審判者です。ノートルダム大聖堂の「最後の審判の門」に刻まれた天使が、槍ではなく別のものを手に持っていたのを覚えているでしょうか。それは天秤です。最後の審判の日、ミカエルは死者の魂を取り出して天秤にかけ、魂が重いか軽いか、つまり信仰心が重いか軽いかを量り、天国へ送るか地獄へ送るかを裁きます。こうして、ノートルダムとサン・ミシェル広場で、それぞれ異なる役割を担う大天使ミカエルに出会うことができるのです。
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