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詳細
王妃の寝室
ここは「王妃の寝室」です。
この部屋から始まる4つの部屋は、「王妃のアパルトマン」に属しています。
先ほど見てきた「国王のアパルトマン」と左右対称になっている空間です。
ここでは、ルイ14世の王妃マリー・テレーズ、ルイ15世の王妃マリー・レクザンスカ、そしてルイ16世の王妃マリー・アントワネットが暮らしました。
この部屋は、国王の公式の寝室だった「メルクリウスの間」とは異なり、王妃が実際に眠っていた場所です。
先ほど見た国王の寝室「メルクリウスの間」で儀式を終えた国王が、この部屋を訪れて王妃と夜を共にすることもありました。
出産もこの部屋で行われました。
1682年から1786年までの約100年間に、合わせてじゅうきゅうにんの子どもがこの部屋で生まれました。
ベッドがある場所と、私たちが立っている場所を隔てる柵が見えますよね。
国王と同じように、王妃の部屋でも宮廷の厳格な作法が守られていました。
毎朝、4人以上の侍女たちが、下着からドレスまで王妃の着替えを手伝っていました。
ベッドの横の壁に、扉が見えますか?
国王には、公式の寝室とは別に私的な寝室があったとお話ししましたよね。
王妃は、あの扉を通って国王の私的な寝室へ行くことができました。
また、別の扉からは王妃専用のプライベートな空間へ行くこともできました。
そこでは、公式な宮廷儀礼から離れ、読書をしたり、親しい人たちを招いて時間を過ごしたりしていました。
一七八九年には、ベルサイユに押し寄せたフランス革命の群衆から逃れるため、マリー・アントワネットが急いで脱出する際の避難通路としても使われました。
それでは、次の部屋へ移動しましょう。
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