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婚礼
今ご覧いただいている作品は、アンリ・ルソーが描いた『結婚式』です。
この作品は、ルソーが実際に結婚式に参加して描いたのではなく、結婚式の写真をもとに描いたといわれています。
花嫁の右後ろにいる、口ひげを生やした男性がルソー本人です。
そのため、ルソー自身の結婚式の写真をもとに描いたともいわれていますが、詳しいことは分かっていません。
それでは、絵を見てみましょう。
背景には、さまざまな木々が描かれています。
ここからも、ルソーが自然を細かく観察していたことが分かります。
一方、人物を見ると、大きさや立っている位置が少し不自然に感じられるかもしれません。これはルソー独特の画風によるものです。
例えば、花嫁の足を見ると、地面についておらず、宙に浮いているように見えますよね。
これは、現実と夢の境界をあえて曖昧にするための、ルソー独特の表現と見ることができます。
ここオランジュリー美術館には、ルソーの作品が9点所蔵されています。これから1点ずつ見ながら、さらに詳しくご紹介していきますね。
それでは、ゆっくりと作品をご鑑賞ください。見終わったら、次の作品へ進みましょう。
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