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愛の神殿
今、私たちはプチ・トリアノンの庭園で「最も美しい宝石」とも呼ばれる「愛の神殿」にいます。
森の小道を抜けて、この白い大理石の神殿を目にした瞬間、まるで時空を超えて古代ギリシャの森の中へ迷い込んだような気分になります。
マリー・アントワネットは、人工の川の中に小さな島を造り、そこにこの神殿を建てました。
神殿の中に入って、天井を見上げてみてください。
中央にはバラの花輪、矢筒、X字に交差した松明、そしてリボンで束ねられ、バラとオリーブの葉が絡む矢が彫刻されています。
さらにその周りを、120個もの花の装飾がびっしりと取り囲んでいます。
これらはすべて、「愛の勝利」をたたえるモチーフです。
神殿の中央には、愛の神キューピッドがいます。
キューピッドは今、ヘラクレスの棍棒を使って弓を作っています。
足元には、ヘラクレスを象徴するライオンもいます。
では、なぜここで突然ヘラクレスが登場するのでしょうか?
この彫刻は、私たちにそっとこう語りかけているのです。
「どれほど強い力であっても、最後には愛の力の前にひざまずくのだ」と。
こうしてマリー・アントワネットが愛の世界に浸っていた頃、民衆は飢えに苦しんでいました。
それでも彼女は、この神殿だけでは足りなかったのか、自分だけの理想郷を丸ごと造り上げてしまいます。
それでは、その場所へ一緒に行ってみましょう。
地図を参考にして、「王妃の村里」へ向かってください。
歩いて7分ほどです。
静かな湖が見えてきたら、次のチャプターをお聞きください。
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